軽井沢の建築設計事務所|一級建築士事務所アトリエカムイ|建築家 / 井野 勇志|新住協Q1.0住宅|高断熱|別荘

BLOGブログ

浴室リフォーム工事-断熱

Posted on 2015-02-26

縁あって、軽井沢町で浴室改装を行っています。
築30年の現場製作の浴室からユニットバスへの作り替えです。

既存の外壁側だけでなく、室内側の間仕切り壁、天井、および脱衣室床まで断熱材を
充填し、隙間はすべて気密テープで処理しました。なお、窓は、16mmのガス入りペア
ガラスの樹脂サッシです。

ユニットバスは、2.5cmの保温材が充填された壁と天井パネル、浴槽は4cmの断熱材、
さらに洗い場の床下部も断熱材で覆われています。

こういった仕事は設計事務所が関わらないことが多いですが、断熱工事で基本的な
注意ポイントに、さらに現場で起こる材料の劣化や空気のながれ、予想外の状況に
柔軟に現在の技術基準以上に対応し、コストコントロールする必要があるので、こう
やって設計事務所が関わる事も重要です。

それにしても、見ているだけでも暖かくなった気分です。
CIMG1402 CIMG1403

Tag /

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

PAGE TOP