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下地工事と電気工事-追分宿の家

Posted on 2015-04-04

来週から始まる断熱工事に万全に備え、内部では、天井や壁の下地組工事、電気配線
設備工事が進められています。
特に外壁や屋根回りの断熱施工後に、電気配線や設備の位置を変更や追加などにより
穴をあけたりすると、その部分の断熱性能が悪くなり、結露原因になるので、ここまでの
工程はより慎重になります。この現場では、いつもお世話になっている皆様とのチーム
ワークと情報交換で順調に進んでいます。
弊社では、原則、施工業者をその案件ごとに特命指定していますが、こういった目に見え
ない箇所に、現場を万全に対応してもらうためなのです。

さて、室内の空間は、大きさ、天井の形状が見えてきていました。床に座ったり、椅子の高さ
の脚立に座ったり、いろんな角度から室内を見渡し確認し、次に行われる工事を予測して
注意点を考えながら、現場の方と話をし手戻りが無いよう確認、修正していきます。
外壁においては、モルタル下地のガラ板が施工されて外部の雰囲気も出てきました。
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その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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