軽井沢の建築設計事務所|一級建築士事務所アトリエカムイ|建築家 / 井野 勇志|新住協Q1.0住宅|高断熱|別荘

BLOGブログ

木製建具工事 風景を描写する家

Posted on 2016-03-24

現場では、着々と工事が進められています。木製建具の枠を取りつきました。

この場所の魅力は、何といっても、東側の風景です。プロジェクト名にもあるように、
いかに「風景を描写する」かということを考え、東側については、低い腰壁を設けて
ベンチを計画しました。家の中と外の境界線というあいまいな場所に腰かけることで、
室内から見る風景とは違う、よりダイナミックな、風景の中に引きこまれるのではないか。
別荘で過ごす醍醐味として、そんな居場所が用意ができればと思い、計画に入れて
見ました。腰かけるタイミングが待ち遠しいです。
DSC02910
DSC02911

Tag /

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

PAGE TOP