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軽井沢の建築家の日々-住宅デザイン学校2017

Posted on 2017-11-10

建築家・伊礼智さんを校長とした住宅デザイン学校の設計教室を参加してきました。
この教室では、課題となる土地を見て、3時間で住宅の即日設計を行い、時間内にプレゼン資料までまとめ翌日プレゼンテーションを行うというものです。9月、10月、11月っと一カ月に1回程度のペースで、計3回参加いたしました。毎回、校長である伊礼智さんも一緒に即日設計を行い、懇親会で様々なお話をきき、プレゼンテーションまで聞けるという貴重かつ贅沢な時間です。

最終回となった11月8日〜9日は、中村好文さん主宰のレミングハウスにいらした佐藤重徳さんがゲスト講師として参加され、一緒に即日設計にも、懇親会、プレゼンにも参加され、最後は参加者の審査もしていただくという、さらに贅沢な一時でした。
そして、何とありがたいことに、佐藤重徳賞と佳作を受賞をいただくことができました!嬉しくて、夢でないかと思ったくらいです。佐藤賞の副賞は、佐藤さん手作りのキノコ型ハンガー掛と小泉誠さんの風呂椅子でした。賞状はもちろんですが、副賞も見るたびに頑張らなければならないと思う気持ちが高まるので、いつも見えるところで使いならが大事にしたいと思います!

3回を通じて感じたことは、参加された方みなさんレベルが高く、20人の参加者の様々なアプローチで一つの土地に向き合い、プレゼンで異なる考え方、設計プランを見る事で、なるほど!っと思うことが多く、先生からだけでなく、参加されている方からの刺激も大きく、情報交換もしながら大変勉強になる機会となりました。また、即日設計している中で、以前、先生が言っていた指摘が、耳の中で聞こえてくることが多く、毎回毎回が本当に貴重かつ充実していた時間だったことを改めて思いました。

課題を終え、まだまだの自分を感じるたびに、気づくと仕事を中断して、本に食らいつき、好きなプランの図面をトレースしていました・・・この行動は今後も大事にしていきたいです。
今後も、たくさんの建築を見て、目を養って、スケッチして、手を練って、力をつけていき、より良い建築をつくっていきたいと思います。頑張ります!!!
 

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その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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