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地業工事- 山麓カエデの家 -

Posted on 2018-05-23

地鎮祭も終えましたので、すぐに基礎工事について着工いたしました。
基礎底板まで掘り下げ、土の状況を確認し、事前に地盤調査した地層、耐力について設計どおりで問題ないかこの時点で確認します。その後、建物の位置、基礎の各位置を何度も確認しながら、また、部屋から見た風景、樹木との関係も意識しながら、工事の各工程を確認しています。

明日から鉄筋工事の準備に入り、来週には、鉄筋が組みあがり第三者検査機関の検査員による検査予定です。この検査に関わらず、設計監理者として自身の検査員の経験を活かして、何度も確認し工事を進めています。

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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