軽井沢の建築設計事務所|一級建築士事務所アトリエカムイ|建築家 / 井野 勇志|新住協Q1.0住宅|高断熱|別荘

BLOGブログ

新規プロジェクトのお知らせ- 銀の家 -

Posted on 2018-09-03

新規プロジェクトのお知らせです。

場所は、長野県軽井沢町。豊かな森に包まれた歴史ある別荘地。徒歩で飲食店や温泉にも行ける好立地な場所において、縁あって設計を行いました。敷地の東側は谷であり、緩やかな斜面で隣地と接するため、東側には、家が建っておらず、パノラマ借景として最高な立地です。この美しく恵まれた景色を、家の内部に取り入りこみながら、それでいて、家の中から視線が外に自然と向けるように、天井勾配、温熱性能も耐震強度も考慮した合理的なデザインでまとめています。また、美しい自然の中で、四季折々の変化だけでなく、雨も楽しめるようなるな屋根のディテールデザインもあります。豊かな森のある歴史ある別荘地内であるため、奇抜なデザインでなく、奥深い魅力のある佇まいを目指して屋根の形、全体をまとめております。

本プロジェクトは、建て主さんの「銀婚式」の年に着手することになったこともあり「銀の家」として名付けました。「銀」は、”気持ちを浄化する金属”、”銀を持つと幸せになれる”、などの意味があるようです。竣工後、この「銀の家」で過ごすと、「銀」に由来する意味のようなものを感じる家となればと思っています。
地鎮祭は既に終えており、工事準備、許認可を進め、9月下旬には着工予定です。工事進捗状況について、随時お知らせしてきますので、よろしければご覧ください。

この家も、「燃費半分の家」Q1.0仕様となっております。


 

 

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

PAGE TOP