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地盤改良- 銀の家 -
Posted on 2018-09-29
「銀の家」は、景観法の届出、確認済証も取得しましたので、地盤改良工事を行っております。実施設計中に地盤調査した5ポイントでは、同じように地面から1.5mと3.0m深いところに自沈層(調査杭が自重で地面に入っていく状態)があり、その下4m弱のところに固い地盤があることを確認しました。地盤調査の時は、できるだけ立会い、調査杭に付着した土の目視と貫入していく音を聞くようにしています。その後提出される調査報告書と目視確認した体験を重ねて、最終的に地盤改良の有無や基礎種別の選定を設計者として決めていきます。
「銀の家」では地盤改良工事が必要であり、工法としても鋼管杭による杭状改良が最適として判断して、構造設計においても鋼管杭に対応した設計で進めてきました。
本日、4mの鋼管杭が入っていく状況を見ていると、地盤調査どおり自沈層を貫通していく様子も見れ、4m弱のところでガリガリっと固い地盤に入っていることも確認でき足元が固められる感覚を得ることができました。週明け、月曜には地盤改良工事も終え基礎工事に入ります。