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地業工事- 銀の家 -

Posted on 2018-10-11

地盤改良工事も終え、改良体の上、基礎の底版になる部分の工事を行っております。砕石の形状や捨てコンクリートに書かれた線で、基礎の位置を図面と照合し、基礎梁(木造の骨組と同じように基礎の中にも構造計算により梁が必要になります)の位置や深さ、砕石の締固め状況など確認しました。明後日には、設計配筋検査および瑕疵保険による第三者検査員検査のダブルチェックを行います。来週にはコンクリート工事もあり、家の形が見えてくる時期となってきました。
現場に行くと、工務店の担当者の方と、図面を見ながら、今後予測される内容などの会話が絶えません。今回は、アンカーボルトや柱脚金物の詳細な位置の再確認、基礎断熱材の施工方法、棟上げまでのスケジュール、詳細な納まりなど直近のスケジュールからかなり先のことまで、嬉しそうに色々質問いただきました。私も自分が思っていた意図が伝わっていたことを感じ、また、期待以上の提案もあり、打合せそのものが楽しく有意義な時間となりました。弊社の場合、同じ費用でも、より高いクオリティを実現するために関わる方全員でのチームプレイで現場を進めるため弊社と何度か実績のある工事業者へ特命としています。既に、1つ1つの工程で、モチベーションの高さ、チームワークの良さを感じ、今回も素晴らしいクオリティの建築をつくっていることを実感しました。

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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