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目を養う建築旅へ・・・その1

Posted on 2018-10-16

研修や打合せ、調査のため、遠方に行く機会がありましたので、少しだけスケジュールを膨らませ各地の建築物を見て回ってきました。順不同でレポートします。※少し多いの3回に分けます。

◇中村好文さん設計の鹿の舟「囀」
奈良町にあるカフェです。敷地内の水田の横を歩き、建物の中に入っていきます。入口は縦に貼られたボリュームのある木のファサードが迎えてくれます。内部はオープンな空間に丸太柱と薪ストーブ、壁に沿う造り付けベンチなどがすぐに目に入ります。中でゆったりしていると、歩いてきた水田にむかって置かれたソファが気持ち良い場所として感じました。
◇大内宿
福島県にある大内宿。茅葺屋根の家が立ち並ぶ美しい街並です。中心の道と両サイドに細い道があり、小さな水路もあります。また、ほとんどの家が寄棟で、道側に縁側があるため、歩くときに空の広さを感じます。この街並みのつくりかたからでしょうか、小道に椅子をおいてゆったり座っていたいと思う感じを受けました。屋根の形状も気になるものもあり良い参考となりました。
◇栄螺堂
会津若松にあるお堂です。高校生の時にこれを見て、かなりの衝撃を受けました。いつも見ている住宅の木造とは全然異なる、木造で二重螺旋のスロープ構造。しかも200年前にできたことに、木造の可能性を初めて知りました。あれから長い年月が経ちようやく訪れることができました。巧みな技術とこれを実現した時代など、しばらく見ていましたが「凄すぎる・・・」という言葉しか出てきませんでした。
◇銀山温泉
隈研吾さん設計の「藤屋」や共同浴場のある「しろがね温泉」のある温泉街です。中心を流れる川に向かって旅館が立ち並びます。大内宿と違い3層の木造が立ち並び、道も狭いので、道でゆったりするというよりは、すぐに宿に入りたくなる感じを受けました。街のボリュームも凝縮されている感じも受けます。私はこの写真の建物に魅かれ、しばらくこの場所で眺めていました。よくみると屋根が少し複雑ですね。

 

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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