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材料確認- 銀の家 -

Posted on 2018-11-09

プレカット工場より、「2階で使うタイコ丸太材を選びました」と写真報告があり、すぐに目視確認したくて、スケジュールを調整して、本日、現場代理人さんと一緒に車を飛ばして倉庫へ行ってきました。目で確認し、触れて、さらに実際に設置される様子を再現して確認しました。節もない、綺麗な曲がりのある、乾燥状態も良い材でした。材を見ながら図面では表現できない、細かい加工の位置、樹皮の加工方法、削り深さについても打合せができたので、上棟の時にこれが設置されるのが既に楽しみでなりません。その後、倉庫を見学させていただきましたが、素晴らしい骨組による大空間には驚きました。また長期間保管され使われることを待っている材も見せていただきました。私から見て大変良い材があり「銀の家」の造作材で使うことを検討することをお願いして倉庫を後にしました。もし使うことができれば工事ブログでご紹介します。


その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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