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工事中の室内温度-銀の家-

Posted on 2019-01-23

年明け早々、軽井沢では氷点下二桁に近い最低気温になりました。朝、現場に行くと大工さんから「室内暖かいよ。置いておいたバケツの水が凍っていなかったよ!」っと嬉しそうに話をしてくれました。暖房も設置されてなく、屋根断熱もまだ1/3、さらには換気口、薪ストーブの煙突は穴を空けたまま・・・嬉しかったと同時に室内の温度と経過の記録がとりたくてすぐに最高最低温度計を設置しました。

まずは外気の最低温度です。朝6:11に氷点下11.1℃です。

そして室内最低温度は、朝7:11に2.7℃。大工さんが帰ってから12時間以上経過し、外がどんどん寒くなって同時刻に氷点下二桁で室内は氷点下になっていませんでした。

この温度計は2階の窓際に設置しています。工事中は1階の玄関近くに暖房機器1台置いてある程度。この家も少しの暖房で凍結防止できる家の仕様になっているようです。もちろん、冬暖かい家は間違いなさそうですね。

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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