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「住まいの基本を考える」

Posted on 2019-05-27

大学院でお世話になった堀部安嗣先生の新しい本「住まいの基本を考える」を読みました。新しく気づいたこと、自分のやり方を後押ししてくれるようなメッセージ、そして何より「いのっち、考えすぎ!もっと肩の力を抜いて素直になれ!」っと授業の時に目の前で先生に言われているような感覚…とても心に響く素晴らしい本でした。これから家を建てられる建築専門の方以外の皆様にもお勧めです。毎日、何度も読み返したいです。

私は小鳥のさえずりと風が木を揺らす音を聞きながら、心地よい風を肌身で感じる場所で読みました。そんな環境でこの本を読むと、よりリアルに感じることができます。

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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