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冷房に頼らない仕様

Posted on 2019-08-09

軽井沢は工事自粛期間に入り2週間ほど経過しました。長い期間、現場が空きますので、時折、近くまでいくと現場の様子を伺っております。工事は行っておりませんので変化はありませんが、梅雨明けから、軽井沢も毎日のように30℃を超える日が続いておるため室内温度が気になり内部に入って体感しておりました。
14時という一番暑い時間、外気は、30℃に対して、室内は、27℃ほど…断熱工事と窓の工事は終えています。玄関入った瞬間涼しさを感じました。居室は2階で、家の前にはアスファルト舗装。トップライトもあります。暑くなりやすい、条件としては、厳しいものがありますが、分厚い屋根と壁の断熱、高性能窓という高気密高断熱の仕様に設計による庇の設計が冷房無しで、外気温から3℃低い状態を保つようになりました。軽井沢は、暑い日でも朝晩は、22℃になります。以前設計した御代田の家では、「朝晩に窓を開けて、家の中を冷やして、朝9時くらいから、熱い外気に影響されないように窓を閉めると、夕方くらいまで涼しいんですよ」と教えていただいたことがあります。工事中のモリノス、朝晩は、誰もいませんので窓の開閉はありません。もし、朝晩、窓を開けたらもっと涼しいでしょうね。仮に冷房設備を入れても、ほんの少しだけ冷房するだけで、家が涼しくなるでしょう。これは温暖な地で活躍されている(社)新住協の仲間が小さなクーラー一台で家全体を冷房して快適な環境を維持している実績があります。

高気密高断熱の家は「冬暖かい家」という印象が強いですが、実は「夏涼しい」んです。軽井沢も冷房を入れる家が増えていますが、避暑地の軽井沢では、冷房を入れないですごしたいですね。お店やオフィスでは、機械や人のによる発熱があるので難しいですが、別荘や住宅では、冷房無しで過ごすために、高気密高断熱の仕様に、しっかりとした日射を考えた設計を検討されると良いかと思います。

※上が外気温、下が室内温度です。

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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