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台風19号

Posted on 2019-10-16

先週末、大きな勢力を持ったまま本州を襲った台風19号、皆様、被害はありませんでしたでしょうか。被害にあわれた方には、心よりお見舞い申し上げます。
軽井沢町は、倒木の被害による電線破損等により、軽井沢のほとんどの世帯が停電になる被害が起きました。今現在も停電が復旧していない地域もあります。弊社も、12日夕方から14日のお昼前まで停電しておりました。事務所への被害は幸いにもなく、2日間の停電への対応のみでした。電気復旧後に、テレビでようやく全国の被害状況を確認しました。関東や東北、県内でも大きな被害が出ていることを知り、自然災害の恐ろしさを実感しました。少ない日数ではありましたが、停電時の住宅での過ごし方、備え、そして家の仕様について深く考える機会ともなりました。

また、軽井沢町は豊かな森に包まれておりますが、一方で、電線に絡んでいる枝や葉が絡んでいる状況を目にしたり、虫害により立ち枯れしている木も多く見られます。また、軽井沢の土や気候に合っていない樹木を植林した結果、根が張らず、大雨によって地面が緩くなったあとに強風で簡単に倒木し、電線を切ったり、家や電柱を壊している姿も見かけられます。

軽井沢は、12年前の台風直撃でも、長い場所では1週間停電がありました。この時も、写真のような倒木をたくさん見かけました。さらに、報道はされませんが、毎年、冬には、雪による倒木や枝倒れで停電は頻繁に発生し、別荘の水道破損のリスクがあるのも事実です。多くの樹木に包まれているのも軽井沢の魅力ですが、一方で、停電リスクが大きいのも事実です。資産、場合によっては人命を失うこともありますので、森を育てるという意味でも、関わる土地の樹木にはしっかり向き合い、森のメンテナンスをして、軽井沢の魅力、景観をより良くしていくことは地元で働く我々の使命でもあることを改めて感じました。早速ですが、本日、現場で工事業者と、軽井沢の景観、そして人命と資産を守っていくために必要なことについて、意見交換をしました。



 

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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