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基礎工事2- 森土間の家 -

Posted on 2019-12-10

基礎の鉄筋工事を終えたため、全数、設計者検査を昨日実施しました。構造設計の結果から、スラブ(床)の鉄筋間隔は、場所によって狭い部分もあります。また、立ち上がりの、鉄筋もD13という通常のサイズだけでなく、D16という太い箇所もあります。屋根から伝わってきた荷重を地面までしかっり伝える重要な部分ですがコンクリートを打ってしまえば見えない部分となります。ですので、監理者として重点的に継ぎ手長さ、被り厚さなども含めてしっかりチェックをし、今の段階で修正できる箇所はその場で直したりして対応しています。すべてチェックと修正を終えた後で、瑕疵担保保険の検査員により、抜き取りによる設計図書との整合検査が実施され、適合という判断もいただきました。

本日は、朝からコンクリート打設工事が行われています。天気にも恵まれて、気温も高く、冬の中では、好条件の日となりました。

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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