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外装工事- ガクブチのある家 -

Posted on 2020-03-11

「ガクブチのある家」では、外壁の仕上げ工事が進められています。ほとんど板張りですが、一部だけ塗り壁もありますので、下地のモルタルが施工がされています。板張りで注意しなければならないことは、木は季節によって収縮するため、対策が必要なことです。先に塗装するか、重なる部分だけ先に塗装しておくか、その時の外壁の表現によって変えます。今回は、先に塗装したものを貼っています。また、弊社の場合、塗料に少しだけ香りづけをしています。自然の中には、鳥や虫が多くいます。家をつくる行為は、先に住んでいた鳥や虫の生活圏に影響が出ますので、家にも影響は多少なりともでます。家が自然の中で共生、仲良くできるような、ちょっとした配慮で家のトラブルも減ります。事務所名の”カムイ”であるコンセプトに沿った、そんな気遣いです。




その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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