軽井沢の建築設計事務所|一級建築士事務所アトリエカムイ|建築家 / 井野 勇志|新住協Q1.0住宅|高断熱|別荘

+フロール北佐久郡軽井沢町

  • +フロール
  • +フロール
  • +フロール
  • +フロール
  • +フロール
  • +フロール
  • +フロール
  • +フロール
  • +フロール
  • +フロール
  • +フロール
  • +フロール
  • +フロール
  • +フロール
  • +フロール

場所は、軽井沢町でも標高の高い位置にあり、国道から少し入った程よく別荘地内です。周辺には樹木が多くも残っている静かな場所において、住宅の設計を行いました。敷地は南北に細長く、北側に道路の土地。以前、家が建っており、以前のオーナーの思いを形で残したいという建て主の希望で、道路から家までの人が歩くためのアプローチを活かした計画とすることからスタートしました。南北に細長いことが好条件となり、道からの後退距離を16mと大きく確保することで、樹木に囲まれたアプローチを歩いた先に、建物平面を45度傾けたファサードが「ようこそ!」っと受けてくれる、そんな佇まいです。玄関扉を開けて室内に入った後、目の先には、南の庭の景色が大きく飛び込み、まるで林の中で家型のトンネルに住んでいるような暮らしを実現できればと思い、計画をまとめています。プロジェクト名「+フロール」の由来であるフロールとは、シェリー酒を熟成していく過程で、表面にある上皮のような酵母の膜を示します。フロールの下では、シェリー酒をつくるたくさんの成分が各々最高の状態で中身をゆっくり時を経ながら熟成させています。建て主がこの土地と巡り合ったこと、以前のオーナーと話した事、土地の記憶、周辺の環境、家づくりに関わる建築家や職人、そして、これからここに訪れるたくさんの人・・・この場所そのものがフロールであり、たくさんの方の関わりがこの場所を時間を経て熟成させていく、そんな思いを込めています。”+”はたくさんの関わりがプラスになるという意味と、フランス語の場所を現す”プラス”の両方の意味を持たせています。経年変化が美しく森の中でどんどん魅力的な家になって欲しいというの思いを、建て主とともに語り、名称を決めました。

工事経過のブログはこちら

DETAIL

[階数] 2階建て
[構造] 木造軸組
[外壁] 杉板+プラネットカラー
[内装] 壁:AEP塗装、床:モルタル金鏝仕上げ、無垢フローリング、天井:シナ合板目透かし仕上げ
[暖房設備] FFファンヒーター
[施工] 有限会社古澤建築
[竣工] 2018年12月

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

PAGE TOP