軽井沢の建築設計事務所|一級建築士事務所アトリエカムイ|建築家 / 井野 勇志|新住協Q1.0住宅|高断熱|別荘

森土間の家北佐久郡軽井沢町

  • 森土間の家
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場所は、長野県軽井沢駅からも近く、平坦な土地。周辺には別荘も多くあり、軽井沢らしい景観のある好立地な場所において、縁あって住宅の設計を行いました。元々古い別荘が建っており、住まい手さんが小さなころから利用していた思い出のある建物でした。軽井沢に移住されることを機会に、この別荘を定住用に改修することで最初は検討していましたが、通年利用するための断熱改修が大規模になることや、度重なる増改築により雨漏りのリスクが多い箇所があり、構造的な安全性の問題、定住するための増改築の必要性、さらに、敷地の一番南側に家が配置されていることで、南から太陽光の恩恵がなく、家の中の湿度が高い感じを受けておりました。まだお子様のことも考え、建て替えることを長い期間話し合って決めました。

本プロジェクトは、「森土間の家」として名付けました。森の中で家族が自然環境を通年で楽しみ、友人が集まった時も楽しめる土間がこの家にはあります。
◇夏の昼、外で食事をして土間と庭を行ったり来たりして楽しむ
◇冬の夜、雪景色と薪ストーブの火を土間から眺め、外に出たりしてお酒を楽しむ
そんなシーンをこの家では楽しめます。内と外の中間領域として土間がこの家にはあり、土間では靴を履いているため、すぐに外と中を行き来できます。そうすると、四季折々の変化を視覚と体感で楽しむことができます。そんな軽井沢の四季を楽しめるという意味から”森土間の家”というプロジェクト名にしました。

この家の仕様は、「燃費半分の家」Q1.0に、耐震等級3、フラット35S金利Aプラン適用となっております。

工事経過のブログはこちら

DETAIL

[階数] 平屋建て
[構造] 木造軸組
[外壁] 杉板プラネットカラー仕上げ+ジョリパット仕上げ
[内装] 壁:珪藻土仕上げ、床:杉板フローリング塗装仕上げ、天井:AEP塗装仕上げ 
[暖房設備] 温水パネルヒーター+薪ストーブ 
[キッチン] 造作キッチン(アトリエカムイ設計)
[竣工] 2020年7月
※photo by:齋藤貞幸

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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