軽井沢の建築設計事務所|一級建築士事務所アトリエカムイ|建築家 / 井野 勇志|新住協Q1.0住宅|高断熱|別荘

山麓カエデの家北佐久郡軽井沢町

  • 山麓カエデの家
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場所は、長野県軽井沢町。徒歩圏内に大きな公園もある立地で、国道からも近く、移住するにも便利な好立地な場所において、縁あって別荘の設計を行いました。道路より敷地が1m程度高いため、道路の交通をさほど気にならないことが、敷地を有効に使える土地の魅力にもなっています。また、元々建物が建っていたため、敷地内へのアプローチが存在しており、庭をつくりこんでいた形跡から既存樹木も美しく、これらを活かすことが大事であるという想いが敷地を訪れた際に感じました。建て主さんも記憶を継承したいという想いがあるため、家の配置、ファサード、平面、造成について、景観にあまり大きな変化を与えないように計画をまとめています。具体的には、道側については、離隔距離を取りながら、屋根形状を工夫して、道路からみて高さを感じる事を軽減し、それでいて、南には総2階建ての家があるため、切妻形状を活かして広間に日射を室内に取り組むことを考えたプロポーションとすることであったり、北の庭と南の庭には、大きなカエデがあり、建て主さんも北の庭を活かしたいという想いから、平面計画、断面計画で、北と南の庭を繋ぐように広間を存在させていることなどが計画で反映している点です。本プロジェクトは、浅間山麓の美しい景観のながれを建物内部で感じ、カエデの繋がりを守るような主旨としたため「山麓カエデの家」として名称を決めました。

※省エネ性能は、燃費半分の家=新住協Q1.0仕様です。

工事経過のブログはこちら

DETAIL

Photo by:建築写真家/齋藤貞幸
階数] 平屋建て

[構造] 木造軸組
[外壁] 杉板プラネットカラー仕上げ+漆喰
[内装] 壁:珪藻土仕上げ、床:檜フローリング仕上げ、天井:レッドシーダー、AEP塗装仕上げ 
[暖房設備] 温水パネルヒーター
[竣工] 2018年12月

その場所が持つポテンシャルを最大限に活かして、風景の中で建築が美しく存在し、
時を超えても愛されるあり方でありながら、室内は、日々の暮らしの中で
自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができることを理想としています。
そのため建築で使う材料は、時が経て味わいが増し、人の心を豊かにするような、
木や紙、土などの自然のものを使うこととしています。
また、この素材の魅力を最大限活かす職人の技術も大切にしています。
「アトリエ カムイ」とは、その場所が持つポテンシャルと建築をつくる素材や技術に
正面から向き合い、デザインしていくという意味を込めています。

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